■節子への挽歌2103:佐世保からの電話
今日は湯島に行きました。
行けば、それなりの面白いことが起こります。
後半はまあいささか深刻な話だったのですが、来客の合間に少し魅力的なことが起こりました。
佐世保の三浦さんという方から電話があったのです。
いまからもう15年以上前になりますが、佐世保の三川内(みかわち)の焼き物の若手窯元たちと一緒に、2年ほどプロジェクトを組んだのです。
その時の報告書が見たいというのです。
三浦さんは、当時、どこかで私と会ったことがあるそうです。
一度お会いした人のことは、基本的には何らかの形で記憶にとどめているのですが、どうしても思い出せません。
まあそれはそれとして、三浦さんは今度また三川内を元気にするプロジェクトを起こすようです。
これは応援しなければいけません。
電話だったので詳しいお話はまだ聞けていませんが、何かできることがあればと思います。
もしかしたら久しぶりに佐世保に行けるかもしれません。
三川内もまた、節子といつか行こうとして、行けなかったところのひとつです。
佐世保に行った時には、三川内よりもハウステンボスを選んでしまったからです。
選択を間違ってしまいました。
節子の好みは、間違いなく三川内だったでしょう。
当時の若手窯元たちも、いまでは大作家になっています。
明日もまた、新しい出会いが予定されています。
明後日も、です。
少しずつ、また前に進めそうです。
重いものを引きずりながらではありますが。
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