■節子への挽歌2097:ヤマホロシもナツメもまた芽を出しました
節子
庭の物置の掃除をしました。
節子が保管していたものが山のように出てきました。
節子がいたら、有効に活用されるかもしれませんが、残った家族にはあんまり必要とは思えないものがほとんどで、思い切り処分しました。
まあこうやって、人の痕跡は消えていくわけです。
それにしても、節子はいろんなものを溜め込んでいました。
いま迷っているのが、桜の樹です。
河津桜は残しますが、もう一本、桜の鉢があり、これが大きくなってきてしまいました。
さてさてどうするか。
そういえば、これも鉢植えのレバノン杉も対応に困っています。
ところで、先日、全滅したと書いたヤマホロシは、新しい若木を買ってきたので、植えようと思ったら、なんと小さな芽が復活してきていました。
さすが山を滅ぼすほど強いといわれるヤマホロシだけのことはあります。
生命は、こうやって痕跡ではなく、生命を残していくわけです。
そういえば、重きって根本から伐採したナツメも、切り株から芽が出てきています。
節子も、どこから芽を出さないものでしょうか。
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