■節子への挽歌2113:小綬鶏(コジュケイ)
節子
節子に何回か献花にも来てくれた坂谷さんが、誘ってくれたので、近くの船戸の森の中にある小綬鶏(コジュケイ)で珈琲をいただいてきました。
節子が好きだったカフェですが、ついに2人で行く機会はありませんでした。
節子が元気だった頃に一度だけ行きましたが、あいにくお休みで入れませんでした。
このカフェの隣には、旧武者小路実篤邸があります。
手賀沼を見下ろす台地の端という絶好の場所です。
それに隣接するカフェ小綬鶏は、まさに隠れ家カフェで、この時期は新緑に包まれて、まるで軽井沢か箱根のような雰囲気です。
節子が好きで、一緒に行こうといっていた理由がよくわかりました。
なぜ節子の誘いをしっかりと受けなかったのだろうかと後悔しました。
私たちよりも高齢な老夫婦がお店をやっています。
日曜の午後だったせいか、お客様も多かったです。
ちょうど雨上がりの後で、しかも太陽が少し顔を出してきたこともあって、心がやすまりました。
坂谷さんも、この近くに住んでいます。
いつも私のことを気にしてくれていて、この挽歌も、読んでくれているかもしれません。
あまりに居心地がよかったので、2時間も過ごさせてもらいました。
最近、なにかと心乱れることが多いのですが、久しぶりにゆっくりしました。
半年前よりも元気そうですね、と坂谷さんに言われました。
坂谷さんも元気そうで、いつものように、いろいろな話をしてくれました。
美味しい珈琲でした。
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