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2013/07/23

■選挙が終わったら原発事故関係の報道が増えてきたような気がします

気のせいかもしれませんが、選挙が終わったら、原発事故関係の報道が増えてきました。
福島の井戸水の汚染データも詳細が発表されましたが、記者が選挙が終わったので出したのですかと質問していたのが印象的でした。
除染の費用も発表されました。
もっとも、この数字はかなりいい加減なものであることは、私のような素人にも明々白々です。
テレビのニュースで、「最大で5兆1300億円(百億円単位の数字が間違っているかもしれません)」と言っていましたが、「最大で」などといえるわけがないでしょう。
ともかく原発事故関係では、いい加減な数字が出回りすぎです。
まともな良心を持った人がいないのか、知識不足かのいずれでしょう。
テレビのレポーターやキャスターも、原発事故に関する表現が変わってきたような気もします。
かなり突っ込んだ発言も出てきました。
何をいまさらと、私には不快感がありますが、まあそれは歓迎したいです。

除染のために一人当たり3000万円の除染費用を使うよりも、その金額を個人に支給して欲しいという人の発言をテレビで取り上げていました。
除染費用の大半は、企業を通して、おそらく被災者とは関係ない人たちに行くでしょう。
それよりも被災して困っている人たちに、全額を渡せば、効果的に使われるはずです。
除染だとか帰宅可能だとか、まやかしはやめて、事実をきちんと開示して、当事者に判断させるのがいいだろうと思いますが、そうはなっていません。
なにやら昨今の動きには違和感があります。
しかし、福島の人たちは選挙結果を見る限り、これまでと同じ政府を選びました。
まだ原発を続けたいと思っているわけです。
自民党は原発依存を主張し、民主党は大飯原発を現に再稼動させた人たちです。
福島の被災者たちの視点にはまったく立っていないような気がしますが、福島県民はそれを選んだのです。
それがどうしても理解できません。

昨年、福島の飯舘村で、かーちゃんの力プロジェクトの代表の渡邉さんが「ここに来てくれた大飯の人たちの考えは変わりました」と話してくれましたが、肝心の福島の人たちの考えは変わっていなかったわけです。
それがとてもショックです。

人はなかなか変われないのかもしれません。
しかし、原発事故に関する事実は、みんなもっと真剣に知ろうとする必要があります。
「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の500日」はぜひ読んでほしいです。
宗像良保さんの「フクシマが見たチェルノブイリ26年目の真実」もお勧めです。

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