■参議院選挙に思うこと9:政党代表の話し合いテレビ番組を見ましょう
テレビでの選挙関連の報道の内容が、少しだけ変わってきているように思います。
少しまじめになってきたということです。
当初は政権翼賛会的な報道が多かったように思います。
とりわけ、いわゆる「政治評論家」たちは、論点をぼやかし、安倍政権にへつらっているように感じていました。
もちろん今もそうですが、各党の代表による討論会の内容は、進化しているように感じます。
国会での議論も、こういうスタイルでやればいいのにと思います。
現在の国会の議論は、議論とは言えません。
質疑応答とさえもいえないものが多いです。
また立候補者の政権放送もありますが、これもどのくらいの人が見るでしょうか。
もう少し工夫して欲しいものです。呆れるほど退屈です。
それにしても、なぜ与党政治家は嘘をつくのでしょうか。
民主党の政治家は与党時代には無知のために嘘をつきましたが、自民党の政治家は知っていて嘘をつきます。
政治家とは嘘つきだというイメージが少しずつ弱まっているようにも思いますが、相変わらず政権与党の政治家は嘘といわないまでもごまかしを乱発します。
今日の、みのもんたさんの番組で各党の代表がさまざまな問題を話し合っていましたが、与党の代表者の発言は、それは酷いものでした。
私にはあきらかに「嘘」としか思えません。
「内閣の考えと閣僚の考えは違うのか」と問われて、その人がしゃあしゃあと「違う」と答えて失笑を買っていました。
さすがに、野党の数名の人からも「ごまかし」とか「嘘」と指摘されていましたが、それがなければ視聴者は自民党の人の発言に納得したかもしれません。
これはほんの一例です。
街頭演説でも政見放送でもそうですが、話の内容は耳障りよく出来ています。
しかし、所属政党の主張とはかなり食い違っていることもあります。
その矛盾やごまかしは、一人の人の話を聞いていてもなかなか見えてきません。
ネットでの情報が増えていますが、それはさらに偏っています。
このブログの記事も、思い切り私の偏見ですから批判的に読まないといけません。
立候補者が、「・・・します」と断言するのも気になります。
どこかで発想を履き違えているように思えて、蹴飛ばしたくなります。
テレビで各党の代表者が話し合う番組はもっと増やしてほしいです。
問題が見えてくるからです。
この3連休は暑いですから、自宅で、ぜひそうした番組をできるだけ見たいと思います。
よかったら、みなさんもぜひそうしてみてください。
政治評論家の論調が、いかに観察者的で先入観に呪縛されているかが少しわかるかもしれません。
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