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2013/07/26

■節子への挽歌2140:面倒くさいことが多すぎます

節子
今日も暑いです。
節子がいなくなってから、やらなければいけない仕事がいくつか増えました。
その一つが、銀行通いです。
通帳の印鑑がわからなくなったり、通帳がいっぱいになったり、残高が不足したり、振込やらいろいろあります。
カードのパスワードを間違えて、再発行してもらいにも行きました。
しかし、銀行は面倒です

今日は、新しい銀行口座を開設に行きました。
私の口座ではなく、私が関わっている会社の口座をもう一つ開くことにしたのです。
前にも一度行ったのですが、書類が不足していました。
実に面倒です。
ただし、銀行の人たちはみんな働き者で、親切です。

面倒なのは銀行だけではありません。
生活のためにはさまざまな手続きが必要ですが、それらがすべて面倒です。
どうしてこんなに面倒な仕組みを作ってしまったのでしょうか。
しかし、そうした面倒な仕組みをみんな受け入れているのも不思議です。
私のように、老人性痴呆が進行しだしたものには、手続きのための資料を読んでもよくわかりません。

資料だけではありません。
昨日は、ネット接続の料金が安くなりますよと電話がありました。
説明を聞いてもわからないので、それでいったいいくら安くなるのですかと質問したら、毎月5500円くらいになりますと言われました。
質問の答えにはなっていません。
今はいくら払っているのでしょうか。
それもわからないので、判断ができません。

私は、以前はクレジットカードの仕組みが理解できませんでした。
それで長く使用しなかったのですが、一度、使ってみたらとても便利です。
一番気に入ったのは、お金を持ち歩かないですべてお金なしでいいのです。
お金を落とす心配も、お金を忘れる心配もありません。
第一、お金などなくても不便をしないのですから、私の目指す生き方に重なります。
それで気にいって、一時は加入のお誘いがあるとみんな入ってしまいました。
その結果、今は自分が何を払っているかさえわかりません。
整理したいのですが、それもまた面倒くさい。

以前であれば、「節子、やっておいてくれない」の一言で済んでいました。
そのころ、節子がこんなに苦労しているとは思いませんでした。
でもまあ、節子でさえやりこなせていたのですから、世の中の人はみんなうまくやっているのでしょう。
尊敬します。
それにしても、自分のだめさ加減にいやになります。
すべてカード決済にして、支払いは政府がしてくれるようにならないものでしょうか。

たぶん今もそうしている人はいるのでしょうね。
そういう人になりたかったです。
宮沢賢治の「雨にも負けず」に出てくる、おろおろ生きる人もいいですが、そういう人もいい。
銀行で待たされている間に、そう思いました。
銀行は涼しくていいです。
我が家よりずっと涼しい。なぜでしょうか。

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