■節子への挽歌2186:癒せない疲れ
節子
昨日は恒例のオープンサロンでした。
サロンは、湯島にオフィスを開いて以来の文化です。
節子がいた頃のサロンは、本当に賑わっていました。
サロンに託した私の思いは必ずしも実現はできませんでしたが、まあ喜んでくれる人もいたので、私たちには満足でした。
そのサロンを、少し休もうと宣言して、最後のサロンを開催した直後に、節子の胃がんが発見されたのです。
そんなこともありますから、サロンにはいろんな思いがつまっているのですが、テーマも鳴く、案内もない、このオープンサロンの参加者は、節子の時代からの参加者が多いのです。
今回も、初参加の一人を除き、全員が節子もよく知っているメンバーです。
常連だった三浦さんが、私がいろんなことをやりすぎていることを心配してくれました。
三浦さんも大病をされてご自身の経験から、私を気遣ってくれています。
サロンの前に、もうひとつの集まりをやっていたのですが、その時にも参加者の一人から、少し痩せたのではないかと言われました。
たぶん、昨日は疲れきって元気のない表情をしていたのでしょう。
この3週間は、休む間もない3週間でした。
昨夜、帰宅した途端に椅子にどかっと座ってしまい、しばらく起き上がれませんでした。
幸いに、風邪だと思っていた症状は回復しました。
風邪ではなく、疲労が溜まっていたのかもしれません。
人生は、苦あれば楽あり、楽あれば苦あり、ですが、一人で歩き続けるのは疲れます。
節子がいなくなってから、どうも疲れを癒す方法がわからなくなってきてしまっています。
困ったものです。
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