■節子への挽歌2159:今年のお盆は休みにはなりませんでした
節子
今年のお盆は、世上の雑事に翻弄されて、しっくりと節子と時間をシェアする事ができませんでした。
人を信頼することは簡単なことではありません。
改めてそれを痛感した1週間でした。
完全に信頼しあえる関係を節子と構築できたことは実に稀有なことだったのかもしれません。
しかし、そのおかげで、私は、人を信頼しすぎるようになってしまったのかもしれません。
それは悪いことではないのですが、いささか疲れます。
今日も午後からずっと「信頼したかった人」からのメールを待っていましたが、見事に裏切られました。
この1週間の努力はあまり報われませんでした。
こういう時には、だれかに愚痴をこぼしたいですが、節子以外には聞いてもらえそうもありません。
困ったものです。
お寺に送り火に行って、戻ってきたら、その人からのメールが届いていました。
そのメールが、もう1時間早かったら、状況はかなり変わっていたでしょう。
今となっては、その人を支援しようにも支援できなくなってしまいました。
とても嫌な気分が残ってしまいました。
こういうことが世の中には少なくないのでしょう。
ともかく最近は、いろんな人に振り回されます。
振り回されるのは、私に軸がないからです。
そのため、最近は自分嫌いの度合いが強まっています。
自分をもっとしっかり持たなければいけません。
しかし、自分をしっかりと持つためには、基準が不可欠です。
前にも書きましたが、一人では立脚点を安定させられないのです。
今年のお盆は、ともかく疲れるお盆でした。
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