■節子への挽歌2166:来週七回忌の予定です
節子
今年は節子が逝ってからまる6年になり、七回忌の年に当たります。
七回忌は親族中心に、お寺で静かに行おうと思います。
久しぶりに、わが家への泊り客があるので、大掃除しなければいけません。
来客用の部屋は、いまや物置に近くなっていたからです。
そのうえ、最近は備品の故障が続いています。
普段つかっていないエアコンは大丈夫でしょうか。
娘のユカに準備や仕切りを頼みましたが、何しろこういうことは、以前はすべて節子がやってくれていましたから、私には苦手です。
その肝心の節子がいないので、娘には大迷惑をかけることになってしまっています。
三回忌もやったはずですが、その頃は、みんなまだみんな惰性で動いていたようなところがあり、あまり記憶がありません。
自分の法要くらいは、自分で戻ってきてやってほしいものです。
節子は、まあかなりいい加減とはいえ、記録を残す文化の人でしたから、何をどうしたかをメモしていたはずです。
残念ながらその文化は、いまのわが家にはあまり残っていません。
お寺だけはかなり前から連絡していましたが、法要後の会食の場を予約しておくのを忘れていて、先週、連絡したら、まさかの満席でした。
幸いに、別の場所が予約できてホッとしましたが、やはりきちんと前もって準備しなくてはいけません。
法要は早いほうがいいというので、みんなの都合を考えて、命日の1週間前にしたのですが、いま考えると命日の当日でもよかったと反省しています。
物事を深く考えずに決めてしまい、準備もおろそかにしてしまう習癖は、どうもまったく変わっていないようです。
しかし、それでもこれまで大きな問題も起きてこなかったですから、それでもいいだろうと思っていたら、娘から、まわりの人がみんな迷惑を受けているだけだといわれました。
そして、思いつきでいい加減に生きるのをやめてほしいと注文を付けられてしまいました。
この歳になると、親子の力関係も逆転していますから、反論できません。
素直に掃除を手伝ったりしていますが、お父さんに頼むと逆に問題を増やしてしまうよ、と怒られています。
まあたしかに、昨日もカーテンの上げ下げするチェーンを壊したり、いろいろありました。
お母さんはなんでもっとお父さんの生活力を高めておかなかったのだろうと、ユカは嘆いています。
すべての責任は、どうも節子にあるらしいですよ。
今日は少しダウン気味なので、休むことにしましたが、掃除要員で酷使されそうです。
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