■社会からの落ちこぼれ
私にとっては、まさかのオリンピック東京招致が決まりました。
今日は1日、不愉快でした。
私にはオリンピック招致そのものが冗談としか思えていませんでしたが、テレビでは大喜びしている人たちがほとんどなのえ見て、目を疑います。
被災地の人まで喜んでいるのですから、唖然とします。
さすがに、福島の人で喜んでいる人はテレビでは見ませんでしたが。
やくみつるさんの、かなり控え目でしたが反対姿勢を示すコメントが、せめてもの救いでした。
それ以外のタレントや評論家で、批判している人はいないのでしょうか。
みんなよろこんでいるのでしょうか。
それとも、すでに報道管制がしかれているのでしょうか。
あるいは、フーコーがいうパノプティコン監獄にみんな収容されてしまったのでしょうか。
わが家には、読売新聞が号外を届けに来ました。
これを材料に読売新聞を取ってくれと言うわけです。
もちろん号外も不要だとお断りしました。
すでに金儲けのためにいろんな人が動き出しています。
浅ましい限りです。
オリンピックは、その昔、戦争を行っていても、その期間は休戦し、スポーツと交流を楽しみ、戦いを見なおす契機にしたと学びました。
その精神からすれば、争いの頻発する地域に位置するイスタンブールこそ、開催地としての資格がありました。
猪瀬さんは、45億ドルの基金があるから財政的に大丈夫だと胸を張っていますが、私には呆れた発想です。
それだけの資金があれば、福島対策に供与してこそ、都民の安全は守られます。
テレビを見ていると、私は社会から大きく落ちこぼれているようです。
ますます友だちも減りそうです。
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