■会社名や商品名が書かれたユニフォームへの違和感
オリンピック話題に関連して、長年持っている違和感を書きます。
スポーツ選手がスポンサーの企業名の入ったユニフォームを着ている姿が、私にはどうしても馴染めません。
宣伝道具のような姿で、恥ずかしくないのかと思うのです。
自分が所属する会社の名前であれば、なんとか理解できますが、ただ資金援助だけしてくれているスポンサー企業の名前が書かれたユニフォームを着ていることに違和感がないとしたら、私とは全く別の世界の人間としか思えません。
私が一番恥ずかしいと思う生き方をしている人たちです。
この「不快感」を話したら、オリンピックに出場するためにはお金がかかるから仕方がないと言われたこともありますが、そういう状況が、そもそもおかしいと私は思います。
まあ書きだすとだんだん過激になるので、この程度にとどめますが、彼ら選手は宣伝道具にされていることに不快感はないのでしょうか。
それがどういう意味を持っているのかを、少しは考えてほしいです。
力のある選手なら、毅然と拒否できるはずです。
それがなぜできないのか。
あるいは、そういう意識が全くないのか。
オリンピックで金メダルをもらうようなヒーローであろうと、私には哀れな存在にしか見えません。
スポーツ選手に自社の名前を書いたユニフォームを着せている会社の経営者たちにも、恥ずかしさはないのでしょうか。
私には、心身売買しているのとさほど変わらないように思うのですが、最近話題のブラック企業とどこが違うのかもわかりません。
私自身がスポーツ好きではないので、これはかなり歪んだ考えかもしれませんが、ずっと抱いている違和感なのです。
それにしても、この数日のオリンピック招致騒動とその報道振りには、辟易しています。
東京には招致できないと思っていますが、もし東京開催などと言うことになったら、私のオリンピック嫌いはさらに高まりそうです。
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