■節子への挽歌2204:節子を思い出す夏
節子
岡山の友澤さんからぶどうが届きました。
同封されていた手紙に、「節子様を思い出す夏でした」と書かれていました。
あの年も、今年のように暑かったのです。
今年は天候不順で、友澤さんの地元の北房のぶどうはダメだったそうで、今年は違う産地のぶどうが届きました。
そういえば、あの年もぶどうの成熟が遅れていて、友澤さんの思いもむなしく、節子に食べさせてやれなかったのです。
節子が旅立ってから、ぶどうが届いたのを覚えています。
その意味でも、今年は「あの年」と同じです。
今日もまた暑くなってしまいました。
節子が思い出されたくて、悪さをしているのでしょうか。
困ったものです。
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