■オリンピック・消費税・福島事故の三題噺
今日の朝日新聞の1面は、オリンピック招致の話と消費税増税の話と福島事故全員不起訴の3つの大きな見出しになっています。
それぞれ別の話のようで、深くつながっていることを示唆しているような気がしました。
私たちは、そうした想像力をもっと強く持たなければいけないと思っています。
とても違和感があるのは、オリンピック招致が決まった途端に、異議申し立ての発言をしだす人が少なくないことです。
反対だったらもっと早く言ってほしかったです。
いまさら言っても遅いわけで、それを承知で言い出しているのではないかとさえ勘繰りたくなります。
福島の人のコメントも、少しずつテレビにも出てきてホッとしています。
テレビは、もっと早く報道すべきでしょう。
それにしても、もう福島はコントロールされているというような発言をする首相も、それを指示する政府も、驚きの対象でしかありません。
今回のオリンピック招致劇に登場した人たちの顔は、私にはたぶん死ぬまで忘れられないでしょう。
そのエネルギーを福島原発事故の対策に向けてほしかったです。
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