■節子への挽歌2194:まったりした空間
節子
節子のいない世界での7年目が始まりました。
今日は、少し気を引き締めて湯島に行きました。
田中弥生さんが相談したいことがあるというのですが、その相談事が、ちょっと私の興味を引くテーマだったのです。
一言でいうと、ちょっとおかしいことを体制に抗って「正す」という話です。
これは黙ってはいられません。
どうせ応援する人はそうはいないでしょうから、応援しないわけには行きません。
そう思って出かけました。
それに、負け戦は大好きなのです。
夕方は、さらに難しい問題の話し合いを予定していましたが、その準備は田中さんと話し合った後に準備しようと思っていました。
いずれにしろ、今日は、かなり緊張した1日になる予定でした。
ところがです。
とんでもなく、おかしな1日になってしまいました。
田中さんの相談は面白かったのですが、聞いているうちに、「抗う」よりも「いなす」ほうがいいと思ったのです。
相手が強くなければ、抗う意味はありません。
それで少し力が抜けてしまいました。
そんな話をしていたら、だんだん話が広がってしまい、終わらなくなったのです。
そこに、電話があり、共済研究会の佐々木憲文さんが近くにいるが寄ってもいいかというのです。
良い機会なので、2人を引き合わせることにしたのですが、思った以上に2人の話が弾んでしまい、これまたいつになっても終わりません。
そんなところに、今度は国際箸学会理事長の小宮山さんがやってきました。
先週、九州に箸ピーゲームの普及活動に行ってきた報告をしにきたのです。
折角なので、箸ピーゲームを田中さんにやってもらおうということにしたのですが、予想に反して、田中さんが箸ピーゲームに乗ってしまったのです。
かくして誰も帰らずに、みんなで4時半まで、実に「まったりした」時間を過ごしてしまったのです。
4時半には、ちょっと緊迫した話題の相談だったのですが、その人は、やってきたら、なにやらよくわからない雰囲気になっていたので、たぶん戸惑ったでしょう。
私も、気が抜けたのと、いまさらきついこともいえなくなってしまいました。
まあ、その話は何とかうまく時間内におさまりましたが、私の頭はかなり疲れてしまいました。
田中さんと佐々木さんと小宮山さん。
私のとっても、想定外の組み合わせです。
しかも、あの田中さんが箸ピーゲームをやるとは。
たぶん節子も驚くでしょう。
節子
7男目のスタートは、奇妙な1日になりました。
でも今日はまたそれぞれ4人に4つの約束をしてしまいました。
みんな、もっとのんびりやれと言いながら、なぜか宿題を置いていくのです。
困ったものです。
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