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2013/09/24

■DVの相談を受けての体験

昨夜、関西の友人から東京にいる知人がDV被害にあっているが、どこか信頼できる相談場所はないかと連絡がありました。
残念ながら私にはすぐ頭に浮かぶところがありませんでした。
それで一般的な相談場所やアドバイスを受けられるところなどを連絡しましたが、同時に心当たりのありそうな友人や「支え合い」を理念にしているコムケアのメーリングリストに情報提供のお願いを投稿しました。
そうしたら、たくさんの人から具体的な情報がすぐに届きだしました。
私が思っていた以上の速さでした。

順次、相談を受けた人に情報を届けていますが、とても複雑な気分です。
どう複雑かと言うと、まずはうれしい気分です。
やはり社会には、お互いに支え合おうという意識が充満していることを実感したうれしさです。
わざわざ具体的な相談先まで調べてくれて、自分の名前を出せば通ずるとまで言ってくれる人までいたのです。
先日、大雨の日に、川に流された子どもを命がけで救った中国の留学生が話題になりましたが、人がいる限り、支え合いの文化はしっかりとあるのです。
メーリングリストからの反応もたくさんありました。
あまり反応がないことも多いので、読んでいてくれるのだろうかと不安になることも多いのですが、返信はなくても読んでいてくれていることがよくわかりました。

しかし、ただうれしいだけではありません。
これだけ反応があるということは、DVがかなり広がっていると言うことかもしれません。
もしそうだとしたら、やはり社会は壊れてきています。
また、相談のメールをくれた人は、こう書いていました。

「相談を受けた私も、警察に相談するのがよいかと思いましたが、
脅迫や犯罪行為に及ばない限り、警察では相手にしてもらえないかと思いました。」
警察が信頼されていないわけです。
これもまた大変大きな問題です。
しかし、やはり警察には相談したほうがいいと伝えました。
まずはみんなが信頼しなければ、信頼できる警察は育ちません。
それはともかく、DV問題がかなり一般化し、しかもその対応に有効な手立てが見つかっていないことが、みなさんの迅速な反応に示されているように思いました。
これはとてもかなしいことです。

そればかりではありません。
最近、家族のことについて2回ほど書きましたが、それとの関係で言えば、支え合いとDVは、もしかしたら、繋がっているのかもしれない、という気もしたのです。
それが私のいまの複雑な感想です。

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コメント

思いつく相談先全てに早急に相談に行かれる事をお勧めします。
嫌な思いをするかも知れないという恐れがおありとお察ししますが、解決するためには行動するしかない気がします。
警察は事件にならないと相手にしてもらえない、とも限りません。
私は法律的に該当しないストーカー行為を警察に相談に行った経験がありますが、それから毎月状況調査の電話を頂いています。心強いです。
相談に行った際のアドバイスに従った結果、ストーカー行為も今のところ収まっています。
相手が「犯罪」に至るのを防ぐ面からも、早い方が良いと思います。

とはいえ、こういった事はなかなか公に相談に行きづらいのも事実ですね。
最近友人に相談されたので相談先を調べて教えたのですが結局何も行動していないようです。
友人の場合は離婚して相手に子供(成人している人を含む大きな子供ですが)を連れて行かれ、その先で子供達が目の当たりにしている飼い犬に対するDVです。
私ならいつ子供に被害が及ぶかと思うと行動せざるを得ないと思いますが、それでもなかなか人は動けないようです。

一刻も早く相談に行かれますように。

shadow

投稿: 大場 英子 | 2013/09/25 12:44

大場さん
ありがとうございました。まったく同感です。
早速、伝言させてもらいました。

投稿: 佐藤修 | 2013/09/27 10:25

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