■水曜どうでしょう祭が朝日新聞夕刊のトップに
オリンピック招致報道の過熱ぶりに嫌気がさしていましたが、今日の朝日新聞の夕刊のトップ記事には驚きました。
なんと「水曜どうでしょう祭」の記事が大きく取り上げられているのです。
「水曜どうでしょう」は、17年前に始まった北海道テレビ放送の深夜番組で、定期放送はすでに11年前に終わっています。
ところが人気が続き、時々、新企画でまた、同じようなものが放映されています。
それがまたすごい人気らしく、いろんな局でいまなお放映されています。
私がいる千葉県では、現在は2局の再放送が見られます。
内容はといえば、これがまた全く無意味なのです。
画面には、いまや有名になった大泉洋さんと彼の所属事務所の社長の鈴井さんが出ていますが、筋もなければ工夫もない、ただの行き当たりばったりの画面です。
シリーズで多いのは、自動車での旅番組ですが、せっかくヨーロッパまで行っても、映像のほとんどは車内の無意味な会話風景です。
まあ内容は説明しようももないほど内容がないのですが、しかしなぜか私は大ファンなのです。
私の娘が、私以上の大ファンで、もうそれぞれ何回も見ています。
その影響を受けて、私も録画までしてしまい、いまなお毎週観ています。
その番組の藤村ディレクターが大魔神といって、大の甘党で、甘いものを大量に食べ切るゲームなどと言う、これまた馬鹿げたシリーズがあるのですが、半端ではない甘党なのです。
彼はほとんど映像は出ませんが、会話はしょっちゅう出ています。
彼と大泉さんの会話が、この番組の魅力なのです。
さて、その番組人気があまりにもすごいので、今度、北海道で「水曜どうでしょう祭」が開催されることになったのです。
なんとその祭に全国から5万人を超える人が集まるのだそうです。
いったいどうなっているのでしょうか。
それにしても、「水曜どうでしょう」は最高です。
特に、ヨーロッパ21か国完全制覇編に始まる3シリーズは最高です。
よほどお暇の方は、いまチバテレビで放映しているので、ぜひご覧ください。
TOKYO MX でも別のシリーズを放映しています。
これは原付で日本縦断というものです。
こちらは、ある程度の「水曜どうでしょう通」でないと、面白さが分からないでしょうから、ここから入るのは危険です。
半沢さんもいいですが、「水曜どうでしょう」は実に心が豊かになります。
朝日新聞を読んでいて、初めて「でかした!」と思いました。
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