■節子への挽歌2231:さらに意識を変えると順風も逆風になる
さて、昨日の続きになりますが、「さらに意識を変えると順風も逆風になる」と言う話です。
最近、かなりパニックだとこの挽歌で書いているために、いろんな人から心配してくれる電話やメールや手紙が届きます。
申し訳なく思いますが、パニック状況なのは事実なので仕方がありません。
でもこの数日、少し気分が変わりだしているのです。
今日は、大きな進展がありました。
私が関わっている事業の取引先の企業のトップが来日して、事の成り行きで、私が契約書にサインしてしまったのです。
そのため、私が名実ともに「社長」になってしまったわけです。
なんともまあ、奇妙な話ですが、これまでの不安定な立場からしっかりした契約に支えられた立場になったわけです。
契約が成立するかどうか、危惧する人も少なくありませんでしたし、私もほんとはなりたくなかったのですが。
これは「順風」でしょうか。
独占輸入権を手に入れたのですから、順風と考えるべきでしょう。
しかし、意識を変えると順風も逆風になるのです。
知人が、兄が急死したためにある大企業の社長になってしまいました。
高収益の良い会社なので、端からみたら羨ましいことかもしれません。
しかし彼は私のところに来るたびに嘆いています。
順風と逆風は、見方一つで変わるのです。
ということは、今の私が置かれている状況は、どうでもいいのかもしれません。
それに降りまわれてしまわないように、やはり「平常心」が不可欠なのです。
それでもまぜか憂鬱な気分は一向に晴れません。
大切なのは順風でも逆風でもなく、無風ですね。
さてさて。
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