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2013/10/09

■節子への挽歌2228:朝のない夜

最近、気分的にちょっと暗いので、暗い話です。
もっとも、この挽歌はすべて暗いかもしれませんが。

今朝、ふと「朝の来ない夜はあるなあ」と思ったのです。
ついでにいえば、「春の来ない冬」もあります。
実に暗い話ですね、すみません。
気分はどうしても出てしまうものです。

今、いささか思い気分の状況にありますが、昔は、こうした辛い状況の時には、○○(月日が入ります)になればすべては終わっていると考えて、頑張ることができました。
どんなに大変でも、必ずそれが終わる時期はあるからです。
最近の憂鬱な状況も、実は10月の中旬には解放されると考えて、もう少しの辛抱だと自分に言い聞かせてきたのですが、それが予想と全く違うことになったのです。
それで、解放どころか、憂鬱さはさらに高まってしまったわけです。
しかも、それに加えて、さらに難題が発生し、良かれと思って動いていたことが、今朝の今朝までほぼ全てが裏目に出てきてしまったのです。
それで、今朝もいささかパニックでした。
そんなわけで、「朝の来ない夜」はないから、もうじき、この状況から抜けられるだろうと改めて自分に言い聞かせたのですが、そこでハッと気づいたのです。
「朝の来ない夜はある」ということに。
節子には、2007年9月3日の朝は来ませんでした。
そして、それで寒々した冬のような状況に陥った私は、もう7年目なのに、春を体験したことがないのです。

やはり暗いですね。すみません。
そう思って、ホームに落ちないようにしようと注意しながら電車に乗って出かけました。

ここで終わると読者の人は心配するかもしれませんが、実はその後、流れが少し反転しそうな気配を感じたのです。
状況が反転したのではありません。
気分が、です。

思いもかけなかった人から電話がありました。
午後にお伺いした特別支援学校で、3か月ぶりに私の本来の活動に触れました。
困ったことを何人かの人にメールしたら、数名から好意的な返信がありました。
まあ、それだけのことです。
客観的な状況は、もしかしたらさらに悪化しているかもしれません。
しかし、改めて思いました。
朝の来ない夜はないし、春の来ない冬もない、と。
9月3日、節子はきっと白い花にかこまれて目覚めたでしょう。
私も、自分では気づいていないけれど、きっとまわりは春なのでしょう。
そんな気がしてきました。

そうしたら少し楽になりました。
明日はホームから落ちる心配をせずに、オフィスに行けそうです。
食欲もきっと回復するでしょう。
この3日間、あまり食欲がなかったのです。
いやはや困ったものです。

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