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2013/10/23

■節子への挽歌2243:お金は魔物

節子
最近どうも道に迷っている感じがします。
節子がいなくなってから、やはり道を踏み外したようです。

昨夜、2つの電話をもらいました。
一人は大畑さんです。
大畑さんはつい最近知り合った人ですが、わが家の農園の荒れ放題さを見て、次の休日に草刈りに行きますと申し出てくれたのです。
正直な話、それは話の勢いでのことだと思っていたのですが、昨夜、申し訳なさそうな声で電話してきました。
予定していた日に用事が入ったので、延期させてほしいというのです。
休日もいろいろと活動をしている方ですので、本気にはしてなかったのですが、本気だったのです。
素直に受けることにしました。
その電話のやり取りでとても気持ちが明るくなりました。
私は金銭を通さずに、物々交換や事々交換で生きたいと思っているので、こういう話はもううれしくて仕方がないのです。
問題は、私がその後、大畑さんに何でお返しできるかですが、ペイフォワードの考えによれば、そう難しく考えることもないでしょう。
誰かに役立てばいいのですから。

その後、もう一人の人から電話がありました。
その人の会社の資金繰りが破綻しているので、その支援をしていたのですが、その返済ができないとまた言ってきたのです。
もう何回、約束が反故にされたでしょう。
その人にも事情があるのだからと思ってはいるのですが、やはり約束を反故にされると気分は沈みます。
それに私自身も、いま大変なので、自分の問題にまでつながります。
この世界はまさに「金銭」の世界です。
人の思いや情は、役に立たないばかりか、むしろ悪く作用します。
それをこの1年半、身を持って体験してきていますが、抜けられません。
私に邪念があるからです。
金銭には、そうした魔力があります。

駆け込み寺や支援活動をしていれば、こういう話は決して少なくありません。
これまでは、その世界に関しては私だけで責任が取れる範囲にしていましたが、節子がいなくなって、少し羽目を外してしまったのです。

「金銭」の世界に関わっていると、自分の邪念がまた強まっていくことを感じます。
節子のおかげで、かなりその世界から抜け出たと思っていたのですが、どうもそう簡単ではなさそうです。
最近、貯金がないのが少し不安になりだしました。
今までは考えたこともありませんでした。
中途半端に金銭の世界に関わってしまったからでしょう。
困ったものです。

大畑さんの電話で、かなり元気が出てきていましたが、またエネルギーが吸い取られてしまいました。
お金は魔物です。
今日も元気がありません。

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