■節子への挽歌2305:なぜか知人がワインを持ってきてくれました
今日はクリスマスです。
世間はみんなクリスマスを楽しんでいるでしょうが、私にはまったく無縁で、今日もまたいくつかの悩ましい問題に関わらざるを得ず、機嫌の悪い1日でした。
ところが、夕方、なぜかまったく理由がわからないのですが、知人がワインを持ってきてくれました。
親しい知人ではなく、滅多にお会いしない人ですが、寒い中を大きなワインをわざわざ歩いて持ってきてくれたのです。
しかも、近くの人ではありません。
わが家からだと歩くとたぶん30分ほどかかるところにお住まいだと思います。
あまりにも意表を突かれたせいで、対応ができませんでした。
彼女は、ワインがお好きそうなので、何となく持ってきてしまいました、と言いながら、大きなワインを私に渡すと、「メリークリスマス」といって、帰っていきました。
機嫌が悪く、気も萎えていたこともあって、「良いお年を」としか返せませんでした。
さてさて、どう対応すべきだったでしょうか。
ところで、実は私はアルコールには弱いのです。
とりわけワインは得手ではありません。
彼女の言い方が、あまりに確信を持った言い方だったので、そのことを打ち明けることができませんでした。
もっとも、いただいたワインはカリフォルニアワインの白なので、私にも飲めるかもしれません。
不思議なことでしたが、この人のおかげで、今日はクリスマスなのだと改めて思いました。
いや、この挽歌を読んでいて、私を元気づけるためにワインを下さったのでしょうか。
そうだとしたら、この記事も読まれそうですね。
もし読まれていたら、ありがとうございました。
正月に来客と一緒に、味わわせていただきます。
年が明けたら、またお会いしましょう。
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