■節子への挽歌2308:今年最後のオープンサロン
今年最後のオープンサロンは、4時から8時の開催にしました。
オープンサロンだけは、相変わらず節子も知っている懐かしい常連の人たちが多いです。
武田さんは、このサロンだけの常連ですが、相変わらず私とは論敵関係です。
今回も危うくまた議論別れになる寸前でした。
幸か不幸か、間をとりなす人が2人もいましたので、事なきを得ましたが、こうした緊張感が生まれる唯一のサロンが、このオープンサロンです。
そういえば、節子がいなくなってから変化したことがあります。
それは、サロン終了後、ほとんどの場合、だれかが後片付けをしだして、使用したカップを洗ってくれるのです。
実に不思議です、
別に女性とは限りません。
大企業の部長だったり、まさかこの人が、と思うような人が、食器を洗い出すこともあるのです。
とうていご自宅でやっているとは思えないのですが。
なにやらとても不思議な光景です。
昨夜は、しかし、なんとなく話をしながら、カップを洗うところまでいかずに、私も含めて帰るような流れになってしまいました。
ところが、大島要さんが、気づいて、私が洗いますと残ってくれたのです。
まあそれだけの話なのですが、湯島の場がこうやってみんなで創っている場になってきていることが、何かとても幸せな気持ちがしたのです。
節子とはじめたサロンも25年続いているわけですが、今年も無事、終わりました。
来年もオープンサロンは続けようと思います。
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