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2013/12/20

■政治の方向を決めているのは誰か

都知事が変わることになりました。
もし私が都知事になったら、最初にやりたいことは、オリンピック開催権の返却です。
さて、それは実現可能でしょうか。

今回、誰が立候補するかわかりませんが、オリンピック開催に反対の人はどうするでしょうか。
立候補しないでしょうか。
オリンピック開催に尽力しなければいけないのなら、都知事はやりたくないという人はいないものでしょうか。
笑い話のような話かもしれませんが、とても大事な話のような気がします。

原発は首相が反対したら、やめられると小泉さんは話しています。
本当でしょうか。
トルコに売ろうとしている原発はどうするのでしょうか。

つまり問題は、政治の決断は、ロングタームで考えなければいけないと言うことです。
アメリカのネイティブズには、大切な掟があります。
何かを決定する時には、7代先の人たちの視点で考えると言うことです。
私は、それを「7代先の掟」と称しています。
これはアメリカのネイティブズには限りません。
たぶん日本人の文化の中にも長らくあった文化です。
しかし、この50年、私たちは7代先はおろか、次世代のことも考えずに、ノー・ロングタームの姿勢で、目先のことだけを考えてきています。
その結果、先行き不安な社会になってきてしまいました。

人間社会は連続的ですから、現在の決断は必ず未来世代に影響を与えます。
ですから、政治が未来を制約していくのは当然です。
問題は、その決断の時に、どの程度、7代先の視野を持てるかです。
それと同時に、どのくらい、決定内容に可塑性を持たせられるかです。

ところで、7代先の掟は実は、政治化の常套句でもあります。
消費増税やTPPなど、多くの国民の反対を政府が押し切る時の決まり文句が、「次の世代のことを考えて」とか、「今は苦しいが長い目で見たら必要」です。
一見7代先の掟のような感じです。
でも本当でしょうか。
言葉とは裏腹に、それがごまかしの言葉であることも少なくありません。
そうでなければ、いま現在、こんな状況にはなっていないでしょう。

さて、オリンピックですが、オリンピックは7年くらい前から場所を決めておかないと間に合わないようになってしまったのでしょう。
私は、そのこと自体が問題だと思いますが、それはともかく、やはり気になるのは、政権交代によっても大きく事態を変えられない政治構造になっていることは、先の民主党政権でよくわかったわけです。
では、東京都の場合はどうでしょうか。
安倍首相は、昨日のテレビでオリンピックをうまくできる人を知事にしたいというようなことを言っていました。
本末転倒でしょう。

都知事が変わって、何が変わるのでしょうか。
熊本県の知事の名前は知りませんが、くまもんは私も知っています。
知事って、本当に大きな力を持っているのでしょうか。
同じことは首相にも言えます。
北朝鮮の第一書記にも言えることです。
歴史の方向を決めているのは、いった誰なのでしょうか。

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