■驚くことの多い年の瀬です
昨日テレビで、沖縄の仲井真知事が安倍首相に話している言葉を聞いて驚きました。
話し合っているのを見て驚きました。
「格別のご高配を賜りましたことに深く感謝申し上げます」
私は耳を疑いましたが、他のチャンネルのニュースでも(当然ですが)、同じでした。
知人が早速、知事宛に「戦後初めて基地を受け入れた沖縄県知事とならないように」とメッセージを出しました。
それに関連して、メーリングリストで次のようなことを流してきてくれました。
球新報東京支社報道部長の島洋子氏は12月21日の都内での集会で、「沖縄県が普天間飛行場の名護市辺野古への移設を受け入れてしまえば、沖縄県が戦後初めて基地を受け入れてしまうという、歴史の岐路に立たされています」と語っています。
まさかのまさかです。
仲井真知事のこれまでの言動には、拍手を送っていたのですが、最後の最後でこれまたどんでん返しです。
と思っていたら、今日のテレビは「安倍首相、靖国参拝」でもちきりです。
これも驚きました。
支持率が低下し、しばらくは言動に留意するだろうと思っていましたから、このニュースにも驚きました。
まあしかし、安倍首相としては当然の行動というべきかも知れません。
そういえば、つい最近の韓国への弾薬の提供も驚きました。
いろんなことが、どんどんなし崩し的に既成事実化していることに、気持ちの悪さを感じますが、それが加速化されているようで不安です。
今年は、いろんなことがありましたので、政治の動きには驚かなくなってきましたが、驚かなくなることが一番危険なのでしょう。
驚かなければいけないと、改めて思います。
驚くことの多い年の瀬です。
| 固定リンク
「政治時評」カテゴリの記事
- ■統治行為と統治権(2019.02.08)
- ■カフェサロン「沖縄の辺野古県民投票を考える」報告(2019.01.29)
- ■徴用工訴訟問題で思うこと(2019.01.11)
- ■「タネと内臓」(吉田太郎 築地書館 1600円)をお勧めします(2019.01.06)
- ■ローラさんの辺野古基地に関する発言騒動(2018.12.23)
コメント