■日本の防空識別圏って広すぎませんか
前にアップしたつもりが、アップできていないのに気づきました。
タイミングが悪いですが、少し修文してアップします。
中国が勝手に自国の防空識別圏を変更したことが問題になっていました。
そのころ、盛んに日中韓の防空識別圏の地図がテレビや新聞で報道されていました。
それを見ていて、いつも感じたのは、日本の防空識別圏がなんでこんなに広いのだろうということでした。
こんなことを言うと非国民だと怒られそうですが。
みなさっもぜひ地図を見てください。
https://www.google.co.jp/maps/ms?msid=218294890998368837964.0004ec165dd6ee5eb5245&msa=0
いかがでしょうか。
それに尖閣諸島って、こんなに中国に近いのです。
中国に寄付したらいいのではないかと思うのは不謹慎でしょうか。
第一、だれも住んでいないのですし、漁業権や資源の問題はあるでしょうが、それは解決できるような気がします。
領土を寄付するなどというのはとんでもないと思うかもしれません。
しかし、ソ連で北方4島を日本に寄付しようという議論があったことをご存知でしょうか。
あの有名な佐藤優さんの「国家の罪と罰」の冒頭に出てくる話です。
2011年3月19日付東京新開夕刊が興味深い記事を伝えた。 ロシア大衆紙「モスコフスキー・コムソモーレツ」は18日、東日本大震災を受け、人道的見地から「北方4島を日本へ引き渡さなければならない」とするコラムを掲載した。北方領土問題でロシアメディアが日本への返還を主張するのは極めて異例。執筆したのはロシアジャーナリスト連盟の「黄金のペン」賞を受賞したこともある著名女性記者のユリヤ・カリニナ氏。日本の領土返還要求の主張は認めていないが、日本の悲しみをやわらげるため「今すぐ無条件で渡そう」と提案。/福島第一原発の事故で人が住めない土地が増え「日本の小さな領土がさらに小さくなる」などとしたうえ、「(ロシアが)わずかな国土を慈善目的で寄付することは不可能だろうか」と訴えた。返還により、ロシアは奪い合いではない新時代の外交をアピールできるとメリットも説いている。 「モスコフスキー・コムソモーレツ」(MK)紙は、大衆紙であるが、政局にも影響を与える重要な新聞だ。また気骨のある記者が多い。
これを読んだ時、私は驚くと同時に、とてもあったかな気持ちになりました。
返還はいやだが、寄付ならいいのではないか。
とても納得できる話です。
つまり損得や駆け引きではなく、人間的な気持ちの次元で考えようという姿勢です。
私は、それこそが「政治の本質」だと考えていますので、とてもうれしかったのです。
日本もそろそろ損得や駆け引きの政治から、人間の政治へと変えられないものでしょうか。
それにしても、日本の防空識別圏って広すぎませんか。
尖閣諸島の国有化って、間違っていると思いませんか。
私の考えがやはり脱落しているのでしょうか。
| 固定リンク
「政治時評」カテゴリの記事
- ■湯島サロン「市会議員選挙に立候補して考えたこと」報告(2023.02.01)
- ■国家の安全保障のために政府には「機密」があってもいい、という「常識」(2023.01.26)
- ■「嘘つきは政治家のはじまり」にしてはいけません (2023.01.26)
- ■国会議員ローテーション制度に賛成します(2023.01.17)
- ■戦争をやめさせたいのであれば、戦争をつづける人に加担すべきではない(2022.12.22)
コメント