■大学入試センター試験を2科目だけやってみました
大学入試センター試験の「世界史B」をやってみました。
70点くらいは取れるだろうと思って、あまり考えずに、10分もかけずに解いてしまったのですが、なんと58点でした。
4択問題ですので、めちゃくちゃに解答しても25点は取れそうなのに、58点。
名誉挽回に、少し時間をかけて「現代社会」に取り組んでみました。
現代社会なら70点は取れないと社会人としては恥ずかしいと思ったのです。
ところが、ともかく問題文が長くて、読んでいるうちに疲れてしまいました。
結果はかろうじて71点。
正直、80点は取れるだろうと自負していたのですが。
甘く見てはいけません。
理系関係の科目であれば、25点までいけるかどうか心配になりました。
今のところ、挑戦する気にはなれませんが。
しかし、今回、やってみて、センター試験の意味がわかりました。
これもまた一種のメッセージなのです。
問題文と設問は必ずしもつながっておらず、問題文を読まずに設問に答えることもできます。
そして、問題文には、受験生へのメッセージ、もしくは意識づけが感じられました。
試験をきちんと受けるだけでも、ある見識を得られるようになっているのです。
問題を作る人のご苦労と意気込みを感じます。
しかし、「現代社会」でさえ70点とは、問題です。
今の私は、センター試験には合格しないでしょうが、せめて現代社会くらいは、80点は取りたかったです。
もう少し、社会の問題への関心を強めなければいけません。
もうひとつ思ったのは、「現代社会」の試験をみんな毎年受けてみたらどうかということです。
問題文をきちんと読むだけでも、世界が少し広がります。
そして、日本の教育がどういう方向を目指しているかも、垣間見えるような気がします。
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