■節子への挽歌2326:寒中見舞いを書きました
節子
今日、ようやく年賀状代わりの寒中見舞いを書きました。
節子にならって、宛名も1枚ずつ手書きで書き、手書きのメッセージを書きました。
これが意外と大変ですね。
昔はよくこんな大変なことをしていたなと思うほどです。
人間は、どんどん「退化」しているのがよくわかります。
久しぶりに手書きをするとうまく書けません。
これほど字が下手なのかと思い知らされたのはもちろんですが、それ以上に、うまく書けずに、手が震える感じなのです。
それにパソコンの打ち込み速度がリズムになっているせいか、ともかく速く書こうと急いでしまいます。
それで文字を間違えてしまいます。
枚数が多くなると、字も粗雑になります。
字の粗雑さは、心のこもり方と無縁ではないでしょう。
書きながら、やはり節子のことを思い出さ会話するようにゆっくり書かないといけないというのが、節子の考えでした。
今の私には、手紙を書くのは難しくなっているようです。
困ったものです。
結局、どうしても返信しないといけないと思われる世代の人だけでとどめさせてもらいました。
こうやって、自分の世界を狭めていくのかもしれません。
寒中お見舞いが届かなかった方がいたら、お許し下さい。
もう手が震えて書けそうもありません。
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