■竹富町を応援します
世間が都知事選やオリンピックで騒いでいるなかで、こんなことも進んでいます。
昨日の朝日新聞から、長いですが、一部要約して、引用します。
沖縄県八重山地区で他の2市町と異なる中学公民教科書を使う竹富町に対して、文部科学省が3月上旬にも地方自治法に基づく是正要求を出し、教科書の変更を求める方針を固めた。実施されれば、国が市町村に直接、是正要求を出す初の事態になる。以上が朝日新聞の記事です。文科省は昨年10月、県教委に対して竹富町への是正要求を指示したが、「教育現場に大きな問題は生じていない」などとして、県教委は応じていない。文科省は、県教委が今月12日の会議でも方針を変えない場合、新年度に「違法状態」が続きかねず、直接の措置が必要と判断した。
八重山地区では2011年夏、教科書の採択地区協議会が「新しい歴史教科書をつくる会」系の育鵬社版の採択を答申。しかし、竹富町は「手順がおかしく、答申に法的拘束力もない」と東京書籍版を独自に採択した。
このため、文科省は教科書の無償給付を中止。竹富町は、各市町村に採択権限を認めている地方教育行政法を根拠に、独自採択は「合法」と主張。民間からの寄付金を元に、東京書籍版を購入して使っている。文科省が直接、是正要求をしたとしても、竹富町が従う可能性は低く、教科書採択をめぐって今後、国と町が法廷で争う事態も想定される。
私が安倍首相に対していだいている一番の不信感は、彼の教育観です。
2006年に教育基本法は壊されましたが、それを主導したのが安倍首相です。その時に、憲法を変える準備が始まったように思います。
国の未来を決めるのは、教育と報道だろうと思います。
そのいずれもが、明らかにある方向を目指しだしているようです。
それに抗う竹富町を応援します。
東京都民には見えていないものが、竹富町民には見えているのでしょう。
この動きはもっと多くの人たちに関心を持ってもらいたいと思います。
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