■あまりの積雪に途方にくれています
関東地域は45年ぶりの大雪でした。
千葉県の我孫子市のわが家の庭は、40センチ以上の積雪でした。
朝から家の前の雪かきをしていましたが、あまりの雪の多さに、持って行き場がないために途中で放棄したほどです。
雪が積もると、2つの変化が起こります。
まず音が雪に吸収されて、静かさが戻ってきます。
自動車の通行がほとんどないこともありますが、それ以上の静寂さが覆っています。
また風景から色彩が消えて、墨絵とまでは行きませんが、無彩色の世界になっています。
この2つのことのせいだと思いますが、いつもとは違った心境になります。
無垢な世界に投げ込まれたような気分で、とても居心地がいいです。
テレビでは、けばけばしい彩色の雪景色が映っています。
ソチでのオリンピックの風景です。
同じ雪景色でも、まったく違います。
雪だらけの世界は、物理的には温度は低く、寒いはずです。
しかし、不思議に雪に包まれていると暖かさも感じます。
陽射しにかがやく雪の白さは心を優しく、そしてあたたかにします。
表通りに出てみると、みんながそれぞれに雪かきをしています。
普段よりも会話が弾むのも、あたたかさにつながります。
東京も雪で大変でしょう。
心配なのは、今日が都知事選の投票日だということです。
投票率が下がらなければいいのですが。
雪で大変でしょうが、都民の皆さんはぜひ投票に行ってほしいです。
多くの人たちの投票の結果であれば、たとえ結果がどうあろうと少しは心がやすまります。
しかし、奇跡が起こってほしいものです。
そうでなければ、もっと大きく、途方にくれざるを得ないでしょう。
雪は時間が溶かしてくれますが、原発からの放射性排出物はそうはいきません。
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