■節子への挽歌2351:近所づきあいはいいものです
節子
昨夜は眠れましたが、早く目が覚めました。
首都圏は45年ぶりの大雪でした。
わが家の庭のテーブルの上に積もっていた雪を計ったら42センチでした。
しかも昨日は北風の吹雪でしたので、朝起きて、玄関を開けたら、ドアが開かないほどの雪でした。
わが家は袋小路の一番奥で、しかも北側を向いているので、吹き溜まり状況でした。
朝、娘と2人で雪かきを始めましたが、どけた雪の持って行き場がなく、途方にくれて途中でダウンしてしまいました。
家に入って休みついでに、ブログに少し書き込んだら、早速、広島の折口さんから電話が来ました。
あまり無理をすると後で出てきますよとアドバイスしてくれました。
そのアドバイスを受けて、雪かきは娘に任せることにしました。
ところが、外が賑やかなので、出てみると、近所の人たちがみんなでわが家の前の雪まで自分たちの家のほうに寄せてくれているのです。
福知山に転勤で、留守宅になっているはずの高城さんまで一緒になっているのには驚きましたが、何か楽しそうなので、私もまた参加しました。
ちょっと先の吉川さん夫婦までが、わが家の前の雪を運んでくれています。
なんだかとてもあったかい気分になりました。
こんなにみんなが一緒に汗をかいたのは久しぶりです。
近所づきあいはいいものです。
節子がいたら、珈琲でも用意して、みんなでお茶会など呼びかけそうですが、さすがに私にはそこまではできませんでした。
そういう呼びかけは、できる人とできない人がいます。
節子はできる人でしたが、私は不得手なのです。
雪が降ったりすると私はついうれしくなって出歩く習性が昔はありました。
折口さんからは滑って転ばないように言われましたし、何人かの人からメールで注意されてもいましたので、今回はやめました。
その上、朝早く起きて雪かきをしたときに、防備不完全で衣服がぬれてしまったのを放置していたため、なにやらぞくぞくしてきたのです。
風邪でなければいいのですが。
11日に出かける用事があるので、今日中に体調を整えなければいけません。
困ったものです。
吹きだまったわが家の庭の雪は当分融けないでしょう。
しばらくは雪景色が見られそうです。
| 固定リンク
「妻への挽歌12」カテゴリの記事
- ■第1回リンカーンクラブ研究会報告(2021.09.06)
- ■節子への挽歌2400:怠惰な1日(2014.04.07)
- ■節子への挽歌2399:自分のための日(2014.04.06)
- ■節子への挽歌2398:第4期のはじまり(2014.04.01)
- ■節子への挽歌2397:菜の花は食べられてこそ喜ばれる(2014.04.01)
コメント
佐藤様 こんにちは
奥様とお会いになったり、近所さんとの雪かきは、心が安楽になりますね
医学者は、先人に夢で会うことはあるとおっしゃいますが、私はそうではないと思います
変わり者かもしれませんが、夢だけではないと感じております
私は、妻の夢など一度も見たことはありませんから この三年間。
しかし、妻とは再会をしています。
妻からの言葉もはっきりと覚えており、ワンコもしっかりと抱いていました。
霊魂という言葉はあまり好きではありませんが、三度も再会できたことは
霊魂でも幽霊でもなんでも、有り難いことです
妻は私が深い眠りにつくことを知っています。お隣の庭の木に大爆音で雷が落ちた時も
まったく気づかずに寝ていたそうです
家族の者は、消防や警察が来て大変だったと言いますが、私はまったく知りませんでした。
ですので、私が完全に眠る前に妻は来てくれるのだと思っています。
夫婦と言いますのは、素晴らしいものですね
赤の他人同士でありながら、この世で一番長く一緒に時間を過す夫婦とは
血の繋がった親子関係以上に密なもののように思います。
こちらも大雪ですが、好きな雪も妻が亡くなった時に重なり、今はあまり好んではおりません
ご近所さんとも出来るだけ遠ざかっています。
今も妻に、ご近所さんとのお付き合いは任せています
妻も彼岸で、ゆっくりしていられないでしょうね
私の場合は、今更、良い旦那さんぶっても似合いませんから
それではまた・・・
投稿: 山陰太郎 | 2014/02/09 16:47