■節子への挽歌2376:歯磨きをがんばることになりました
節子
今日は歯医者さんに行きました。
前回、歯の検診をしてもらった結果を教えてくれました。
幸いに今回は、磨き残しは改善されていましたが、歯ぐきなどの状況はさらに悪化していました。
歯が健康のもとだから、がんばって歯磨きを朝晩と増やしてくださいといわれました。
さらに、歯周病などの防止のためには、間食や珈琲に砂糖を入れるのもよくないですよ、と暗にいわれました。
しかし、歯のために、生活を変えるのは私の趣味ではありません。
ましてや、歯磨きをがんばるのも、私の趣味ではありません。
そこで、後3年持てばいいので、あんまりがんばりたくないのですが、と言いました。
どうしてですかと訊かれたので、3年半後にはいなくなるのです、と答えました。
その言葉に、説明していた歯医者さんは、言葉を飲み込みました。
私が病気で「余命3年半」と告知されていると思ったようです。
ちなみに、今回説明してくれたのは、新しい歯医者さんでした。
相手の戸惑いが伝わってきたので、「いや、病気ではなくて、それがわが家の決まりなんです」と、わけのわからない弁解をしました。
相手は、ホッとしてくれ、瞬時の緊張感は解けました。
そして、なぜか私は、歯磨きをがんばる約束をしてしまいました。
困ったものです。
人はなぜ歯を磨くのでしょうか。
食生活が間違っているのでしょうか。
まあ砂糖を取り過ぎの私の食生活は、明らかに自然ではないでしょうが、食生活を気にする生活が、どうも私の趣味には合いません。
節子は私の塩分の取りすぎなどを注意していましたが、いまもって、直りません。
直すつもりが、私には全くないからです。
娘は、もうすっかりお手上げで、最近は諦めているようです。
さて、今日から少し歯磨きをきちんとすることにしました。
もう一度、また歯医者さんに行かなければいけないからです。
歯医者さんに通っている間だけでも歯磨きはきちんとしなければいけません。
だから歯医者さんが嫌いなのです。
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