■節子への挽歌2394:春の便り
節子
わが家への春の便りのひとつは、福岡からのあさりです。
蔵田さんが自ら海辺で採取して送ってくれるのです。
とても元気なあさりで、砂抜きのために水の中に入れていたら、周りが水だらけになってしまいました。
昨年はフェイスブックに写真をアップしましたが、貝殻から5センチ以上の長さで口が伸びているのです。
かなりグロテスクの光景です。
家の近くの手賀沼沿いの道路の両側にある桜もだいぶ咲きました。
庭の花も華やかになってきて、いよいよ春です。
若い友人たちからは、新しい仕事を始めるとか、職場が異動したとか、そんな知らせがいろいろと届きます。
そういえば、25年前の今日は、25年間続いた会社生活を終わらせるために、いろんな人のところに挨拶に行っていた日でした。
あれからもう25年です。
節子が元気だったら、盛大にお祝いの準備をしていたでしょう。
そんなことも最近はすっかり忘れてしまっていました。
この半年ほど、どうも気分がよどんでしまっていますが、春とともに、今年こそ動き出そうと思います。
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