■節子への挽歌2447:箱根
節子
また箱根に来ています。
とてもいい天気で、新緑がまぶしいです。いつもは朝には帰るのですが、今回は3時までホテルに缶詰めです。
主催者の熱意に負けてしまいました。
熱のある人には抗えません。
節子は箱根が大好きで、何回も付き合わされました。
だから、箱根は私には微妙なところなのです。
以前、一度、ついフラフラと芦ノ湖にあがったことがありましたが、基本的にはいつもホテルから直帰です。
しかし、最近はあまり抵抗なく箱根に来られるようになりました。
私たちは、もしかしたら湯河原に転居も考えていました。
もうその計画は実行されることはありません。
私の次の転居先は、たぶん彼岸です。
部屋の窓から新緑の山を見ていると箱根好きだった節子の気持ちが感じられます。
緑が好きだった節子が、どこかにいるようです。
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