■日本の緑は本当に素晴らしい
今日、久しぶりに乗る米原から福井まで北陸線に乗りました。
久しぶりなので、ずっと車窓からの眺めを楽しみました。
そして、いつも感ずることを改めて思いました。
日本は豊かで、食料問題も環境問題もないのではないかと。
そう思うほど、田畑や山の緑が美しかったです。
こういう豊かな自然のなかで暮らしていたら、お金などそんなになくても大丈夫なのではないか。
それに、仕事も山のようにあるのではないか。
お金にこだわらなければ、豊かな暮らしができるのではないか。
地方に出かけて、緑豊かな風景を見る度に、私はそう思います。
だったら地方に転居したら良いと言われそうですが、実はそういう計画だったのですが、6年前に妻を見送ってしまったために、その計画は断念しました。
私一人では、お恥ずかしいのですが、その気が起きないのです。
最近、「里山資本主義」というのが話題になっています。
藻谷さんの書いた同名の本も読ませてもらいましたが、とても共感できました。
マネー経済と並行して、マネーに頼らない経済があるという考えです。
そういう考えをすでに実践している人たちや地域も増えています。
お金を尺度とした豊かさとはまったく別の豊かさが、そこにはあります。
私自身は、基軸を変えることが大切だと思っていますので、マネー資本主義と里山資本主義とを並列におきたくはありません。
里山資本主義のサブシステムとして、マネーを考えたいと思っています。
それはそれとして、もう一つ思うことは、昨今の環境問題はマネー資本主義が市場拡大のためにつくりだしたものではないかということです。
循環する自然の中で、分相応に生きていれば、こんなに豊かな緑が解決してくれるだろうと思ってしまいます。
ともかく日本の緑は素晴らしいです。
見ていて飽きません。
心が豊かになります。
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