■右傾化に打ち克つ新たな思想の話を聴きませんか
私の友人の川本兼さんは、長年、独自の「新」社会契約論に立って、「平和」の問題を考察してきています。
川本さんにとっては、最近の日本の右傾化の動きは気になることです。
その流れを変えていくためには、「人間を起点とする社会哲学」が必要だと、川本さんは考えています。
私も全く同感です。
このブログもそうですが、私のホームページも、基調は「人間を起点とする社会哲学」です。
ですから、川本さんの活動には共感しています。
これまでも何回か、川本さんの考えを発表してもらう場をつくってきました。
しかし、それはなかなかうまくいきませんでした。
川本さん自身も、いろんな場で考えを発信してきてはずです。
つい最近、川本さんからもらったメールです。
この頃私は、わが国において私の考え方を多くの人に知ってもらうことがどんなに困難なことかをつくづくと感じています。それは、わが国ではほとんどの人がわが国の現状を変えるには世界史的変革が必要であるとは考えていないからであり、それ以上に日本人にそんなことが出来るはずはないと考えているからです。川本さんが、そう思う気持ちは良くわかります。
出来ることなら私は、私の生きている間に私の考え方を多くの人々に知ってもらえ
たらと思っています。
私も、同じように感じているからです。
それで私自身も最近滅入っていたのですが、先日、紹介した「永続敗戦論」の最後の文章を読んで、滅入ることは逃げることだと気づきました。
それでは、私が最近強く感じている「責任」が果たせません。
滅入らされている友人知人と同じことになります。
そこで、川本さんの考えを学び、それぞれが考えるサロンを開催することにしました。
議論を効果的にするために、川本さんの新著「右傾化に打ち克つ新たな思想」(明石書店)を読んだ人だけを対象にしようと思います。
書籍「右傾化に打ち克つ新たな思想」は、私のサイトに紹介しています。
もし関心を持ってもらえたら、同書を読んでいただき、さらに関心を持ってもらえたら、ぜひ川本さんと一緒に話し合う会を開きませんか。
参加者が5人集まったら開催します。
このまま行くと、日本は恐ろしい社会になりそうな気がします。
そうしないために、怒りだけではなく、学びも行動も必要です。
川本さんには、基本的に了解を得ています。
ぜひ実現したいと思っていますので、一緒にやろうという方は私のメールにご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
| 固定リンク
「社会時評」カテゴリの記事
- ■「仕事とは生きること。お金に換えられなくてもいい」(2024.09.20)
- ■世界がますます見えなくなってきています(2024.06.02)
- ■人間がいなくなった廃墟の中で生きていませんか(2024.05.09)
- ■共同親権が国会で議論されることの意味(2024.04.17)
- ■なぜみんな地域活動が嫌いになるのか(2024.04.04)
「お誘い」カテゴリの記事
- ■湯島サロン「犯罪のないまちづくりを探す旅」のご案内(2024.09.24)
- ■第5回中国現代文学サロン「徐則臣『養蜂場旅館』」のお誘い(2024.09.21)
- ■湯島サロン「英国の庭園でのボランティア体験」の案内(2024.09.18)
- ■請願権を実現する会キックオフへのお誘い(2024.09.17)
- ■湯島サロン「『社会心理学講義』を読み解く③」のお誘い(2024.09.11)
コメント