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2014/06/11

■節子への挽歌2461:今日もまた節子の話をする機会がありました

節子
今日また、節子のことを話す機会がありました。
今週2回目です。

その人も伴侶をなくされたのですが、私が妻を見送ったことを知りませんでした。
それはそうでしょう。
付き合いをはじめてまだ半年くらいですから。
しかし、なぜか気が合ったというか、その方は毎月のように湯島に来てくれます。
今日はコーヒーを淹れている時の雑談の中で、ふと胃がんで妻を亡くされた方の話が出たのです。
その方はお医者さんだったそうですが、お医者さんであれば、なおのこと辛かったことでしょう。
そこから私の話になり、雑談が雑談でなくなってしまいました。
さらにいろんな話に広がってしまったのです。
人は見えないけれど、みんないろんなことを背負っています。
まさか今日はそんな話になるとは思ってもいませんでした。

一昨日もそうですが、話していて、やはりまぶたが重くなるのを感じました。
もうちょっとで、涙が出るところでした。
しかし、不思議なことに、気分的にはなにか心洗われるような気がしました。
やはり時々話さなければいけないのかもしれません。
同じ立場の人たちが話し合う効用はあるようです。
書くよりも話すほうが、どうも鎮魂効果は大きいようです。
気分が少し軽くなっている気がします。

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