■カスミ人生論はなかなか通じません
昨日、湯島のオフィスでカスミの記事を書いて、さて帰ろうと思ったら、最近会社を辞めた友人から、近くにいるので寄っていいかと電話がありました。
会社を辞めた後、どうしているかも聞きたかったので、来てもらいました。
非常に行動力のある人で、これまでもさまざまなプロジェクトに関わっていた人です。
しかし、組織での活動と組織を離れての活動は全く違ってきます。
多分そういうことを実感しだした頃だろうなと思っていました。
お話を聞くと、やはりいろんなプロジェクトに取り組んでいるようです。
そうした話をしてくれた上で、でもお金にはならないのですよ、と言うのです。
そこで、まさに「カスミ」の話をさせてもらいました。
実は、その友人も、私の生き方に関して「カスミではなくもっと金銭を得るように考えたほうがいい」といつもアドバイスしてくれていた人です。
ですから、彼にはあんまり新鮮でない話になったようで、「佐藤さんだからできるんですよ」と笑いながらいなされてしまいました。
私としては、お金はいざとなったら無力で、人生を支えてはくれないが、カスミは支えてくれる。それに、カスミもいつかお金になると言いたかったのですが、だめでした。
多くの人がやはり、金銭的に生きることを骨の髄まで滲み込まされていることに改めて気づきました。
ちなみに、その友人は実に柔軟で行動的で、さまざまな世界にも関わっている人です。
困ったものです。
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