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2014/06/28

■節子への挽歌2485:こじんまりしたオープンサロンでした

節子
昨夜のオープンサロンには3人の人たちが来てくれました。
昔とは大違いで、最近のオープンサロンはとても地味なのです。
3人には3人の良さもあります。
今回は、みんな私を元気づけるために来てくれたようです。
にもかかわらず、「みんな暇ですね」などと相変わらずの悪態をついてしまったので、みんなさぞかしむっとしていたことでしょう。
困ったものです。

節子の知っている人では、三浦さんと小山石さんが来ました。
三浦さんは最近体調もよくなり、先日は奥さんと一緒にクルージングで台湾にまで足を延してきたそうです。
三浦さんほど、心底善意の人は滅多にいませんが、あまり体調もよくないのに、サロンには来てくれます。
今回は、節子はあったこともない吉本さんという人が来ていて、たまたま三浦さんと関連した話をしていた時に、三浦さんがやってきました。
これも何かの縁で、それからひとしきり、3人でその話題の話になりました。
企業関係の仕事の話なのですが、話しているうちに、いろんなことを思い出しました。
そういえば、企業変革関係のプロジェクトをやらなくなってから長い時間が経っていますが、企業文化の変革や企業家精神の啓発などのプロジェクトをまたやりたい気分になりました。
小山石さんは、湯島をオープンした時にも、やってきて、紅茶の話をしてくれたので、節子も印象づけられた人です。
相変わらず変わっていませんが、昨日は紅茶ではなく珈琲を持ってきてくれました。

人数が少なかったこともあり、なぜか湯島に来た、ちょっと変わった人たちの話になりました。
湯島には本当にさまざまな人がやってきました。
話していると、いったい私は何をやってきているのだろうかと、我ながら不思議になります。
節子がよくついてきてくれたものだと、改めて感謝しました。

湯島を開いてから、それでもきちんとした仕事をしていた時期もありました。
しかし、なにやら少し社会のわき道にどんどん迷い込んでしまったような気がします。
それでも私に勢いがあった時には、いろんな人が集まってきてくれていました。
しかし、私があまりにわがままで(良く言えば素直で)あるがために、私の態度を横柄だと感じたりする人も少なくなかったはずです。
最近は湯島に入りきれないほどにサロンに集まることもなくなりました。
こうやってだんだん人は社会から外れていくのかもしれません。

心許した人たちばかりでもあったので、私への辛らつな指摘もありました。
むかし節子から言われていたことも思い出しました。
そんなわけで、昨夜のオープンサロンは、いつもとちょっと違ったものでした。
でもまあ、おかげで少しまた元気も戻ってきました。
友人たちにはもっと素直に感謝しなければいけません。

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