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2014/07/19

■節子への挽歌2514:無意味な時間をシェアできる人

節子
昨日はある人が、奥さんの手づくりの紫蘇ジュースと梅干を持ってきてくれました。
みんな実に親切です。
時には元気がなくなるのもいいことです。
しかし、そろそろ元気にならないといけません。

もっとも元気がないからと言って、うだうだしているわけでもありません。
それなりにいろいろとやっているのです。
ただ気分がすっきりしないということです。
紫蘇ジュースや梅干ではだめかもしれません。
しかし、わざわざ持ってきてくれる気持ちに出会えると元気をもらえます。
やはり元気になる一番の方法は、良い人に会うことです。

テレビのニュースを見ると、ともかく元気がなくなります。
それにしても、どうしてテレビは、悪い人ばかり報道したがるのでしょうか。
見ていると気が滅入るような人に関する報道が多すぎます。
そういう報道ばかり見ていると、私自身も影響を受けそうです。
テレビの人たちも、きっともう影響を受けていることでしょう。
仕事とはいえ、同情します。

人は、時間を共にする人から大きな影響を受けるものです。
節子がいなくなって7年。
私の性格は良くなったか悪くなったか。
最近、かなり悪くなってきているような気がします。
節子のせいでしょうか、それともテレビ報道のせいでしょうか。

私以上に単細胞だった、節子との無意味な時間がなつかしいです。
無意味な時間をシェアできる人がいることの大切さを、最近、痛感しています。

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