■「海の神様が怒るよ」
辺野古の基地づくりが始まりました。
いろいろと騒がれますが、結局、大きな流れにそって、すべては動いているような無力感に襲われます。
原発もそうですが、なぜ政治の流れは止められないのでしょうか。
テレビでも、批判的な論調が盛んに言われながらも、いつも結局は何も変わらない。
やりきれない気分です。
自分で変えられるのは自分でしかないと、改めて思いますが、その自分でさえ、なかなか思うようには変えられません。
今朝の朝日新聞に、辺野古の米軍キャンプ・シュワブ前で反対の座り込みをやっている島袋文子さん(84)の怒りの声が載っていました。
「とうとう海を傷つけたね。私たちがこれだけ反対しているのに。海の神様が怒るよ」。
辺野古の海が掘削されだしても、地元のお年寄りたちは「まだあきらめない」と思いを新たにしているそうです。
戦争を体験してきた人たちから、私たちはもっと学ばなければいけませんね。
異常気象だと騒がれていますが、誰が異常気象を起こしているかはあまり大きな話題にはなりません。
二酸化炭素犯人説のような話はありますが、島袋さんが言うように、要するに犯人は私たちです。
自然を傷つけて、神様を怒らせているのです。
昔の人にはそれがわかっていました。
科学の発達のおかげで、私たちにはそれさえもわからなくなってきたのです。
最近のテレビでは異常気象の解説や報道は多いですが、島袋さんのような解説が私には一番納得できます。
神様を怒らすような生き方は、もうやめたいものです。
海神様の怒りを鎮めるために、安倍さんに辺野古の海の人柱になってもらっても効果はないでしょうね。
なにしろ辺野古の海は、神様のように美しく、生命を育んでいる海ですから。
しかし、異常気象は、神様の怒りであることを忘れたくはありません。
私たちはもっと神様に祈らないといけません。
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