■ちょっとハードなカフェサロン第3回のご案内
以前、このブログでも書きましたが、湯島で「ちょっとハードなカフェサロン」を始めました。
2回目は、マハラバ村に関連したサロンを予定していましたが、参加者が多くなってしまい、実際には話し合いのサロンにはなりませんでしたが、たくさんの刺激をもらいました。
3回目からまた、本来の話し合いをベースにしたサロンに戻ります。
9月は、小児外科医の松永正訓さんに、話題提供者になってもらう予定です。
松永さんは、長年、小児がんに取り組まれている方ですが、昨年は重度心身障害児を育てる家族を題材にした「運命の子 トリソミー」が小学館ノンフィクション大賞を受賞しました。
松永さんの作品を読ませてもらって、松永さんの「障害者」(人間)論や「生命倫理」観を聞きたくなりました。
松永さんは、「障害児」や「小児がん」を引き受けることになった家族とのつながりを通して、「人間」や「生命」の意味を問い質し、人間の関係性(社会)とは何かを、とても生き生きと問題提起していきます。
松永さんの誠実な、しかも強靭な問いかける勇気には、感動しました。
それで今回は、障害児の受容というテーマから入り、松永さん自身の人間観や社会観を話してもらい、できれば障害者の意味や生命倫理、医療や福祉のあり方などにまで話を広げられればと思います。
話し合いを中心にするサロンなので人数が限られるため、あまり広範囲には呼びかけられないのですが、松永さんのことやその著書を多くの人に知ってもらいたいという思いもあって、紹介することにしました。
それに限られたメンバーだけだと、話が広がりません。
今回も2~3人の枠内で、参加者を広げることにしました。
ご関心を持っていただけた方はぜひご連絡ください。
書籍「運命の子 トリソミー」は、私のサイトに少しだけ紹介しています。
http://homepage2.nifty.com/CWS/books.htm#140817
また松永さんのブログもあります。
http://wallaby-clinic.asablo.jp/blog/
○日時:2014年9月13日(土曜日)午後3時半~5時半
○場所:湯島コンセプトワークショップ
http://homepage2.nifty.com/CWS/cws-map.pdf
○問題提起者:松永正訓さん(小児科医師 「運命の子 トリソミー」著者)
○会費:500円。
| 固定リンク
「お誘い」カテゴリの記事
- ■湯島サロン「犯罪のないまちづくりを探す旅」のご案内(2024.09.24)
- ■第5回中国現代文学サロン「徐則臣『養蜂場旅館』」のお誘い(2024.09.21)
- ■湯島サロン「英国の庭園でのボランティア体験」の案内(2024.09.18)
- ■請願権を実現する会キックオフへのお誘い(2024.09.17)
- ■湯島サロン「『社会心理学講義』を読み解く③」のお誘い(2024.09.11)
コメント