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2014/09/21

■節子への挽歌2576:新米ですき焼き

節子
もしかしたら、ですが、先日畑に農作業に行ったのはよかったのかもしれません。
体調も少し改善されたような気もしますが、なによりも前に進めるようになりました。
ためておいた友人との約束事もやる気になってきましたし、本もまた読みたくなってきました。
この1週間に読んだ本は、「歴史の進歩とはなにか」「ケアの本質」「思想の冒険」など、昔の本の再読が多いのですが、赤線などが引かれていて、最初に読んだ当時のことを思い出して、少しだけ心がホットになりました。
その勢いで、以前の生活リズムを取り戻せればと思います。
ともかくこの数か月は、生活がいささか沈んでいますから。
そのくせ、見栄を張って、というよりも、責任感から、集まりを企画したり、集まりに参加したりしていますので、精神的にも疲れてきているのです。
そうした状況から抜け出せそうです。

ところが、そうなったとたんに、たまっていた約束事をどっと思い出してしまいました。
約束の期限を遠に過ぎたものもありますが、それはやるべきかどうか迷います。
いまさらやっても、相手には迷惑かもしれません。
しかしまあ、動き出せたのだから動き出すのがいいでしょう。

自分が動けない時には、周りの人たちの動きがとてもうらやましく感じます。
輝いて見えるのです。
そうした連絡があると、うれしい半面、自分の状況を思って、少し落ち込んだりもしてしまうのです。
人間というのは、実にめんどくさくて、ややこしいものなのです。

昨日、節子の姉夫婦から新米が届きました。
今年は天候の関係であまり出来がよくないと言っていましたが、さっそく味わうことにしました。
料理は面倒なので、すき焼きにすることにしました。
私がつくるのですが、うまくいくでしょうか。
娘に手伝ってもらって、材料を買ってきました。
ちなみに、すき焼きは、節子の両親の家に最初に訪ねた時にごちそうしてくれた料理です。
節子にも少しお供えしようと思います。

その前に、お昼過ぎにまた畑に行ってきます。
倒れないといいのですが。
野草を多いので、何かすき焼きに入れられそうなものがあればと思いますが、まあ私の知識では探せそうもありません。
農本主義者として、もっと勉強しなければいけません。

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