■世界を変えるのは簡単かもしれません
昨日の朝日新聞の投書欄「声」にとても共感できる投書が掲載されていました。
神奈川県の小林万桜さんという高校生の投書です。
読まれた方もいると思いますが、タイトルは『「死ね」という言葉は使わない』という、少しドキッとするものです。
後半部分を引用させてもらいます。
日本では、テレビでも学校でも「死んじゃう」「死ね」の言葉が軽々しく使われる。しかし、私も経験したいじめの世界では、最初は冗談だった言葉が、本当の「死」へとエスカレートする。「死」という言葉を軽んじる風潮を、私は断固として食い止めたい。
命を大切にする世界が、容易に実現するとは思わない。でも、難しくても私が決意すればいい。私はいじめない。私は「死ね」という言葉を使わない。
とても共感できたのは、
「難しくても私が決意すればいい。私はいじめない。私は「死ね」という言葉を使わない」
という言葉です。
一人称自動詞で言い切っています。
少なくともこの人の周りでは、「命を大切にする世界」が実現しています。
それが広がって、いつか世界全体が「命を大切にする世界」になっていくでしょう。
どんな大きな変化も、最初は小さな一歩からです。
この投書を読んで、彼女と同じ決意をする人が増えることを願って、紹介させてもらいます。
私も彼女にならって、そう決意します。
世界を変えるのは、簡単なのかもしれません。
まずは自分が変わればいいのです。
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