■節子への挽歌2590:節子の陰謀
節子
また箱根に来ています。
と言っても、恒例のホテルでの合宿です。
今回はほぼフルコミットですが、どうしても話しすぎで、また喉の調子がよくなくなりました。
要するに、老化により発声機能が弱まったのかもしれません。
先週ももう一度病院に行こうかと迷ったのですが、工藤医師にどう説明していいか整理できず、躊躇している次第です。
まあ老化と考えるのが理にかなっていますし、何よりも面倒臭くなくていいでしょう。
医療費の無駄遣いもさけられますし。
ところで、今日の箱根は良い天気でした。
まだ紅葉には早いですが、節子が好きだった箱根だなと思いながら上がって来ました。
最近はあまり抵抗はなくなりましたが、箱根はやはり苦手です。
2年ほど前、魔がさして、ホテルからの帰り、逆方向のバスに乗って後悔したことがありますが、箱根には節子に付き合って毎年2、3回来ていましたので、そこらじゅうに思い出があるのです。
まるで節子を思い出させる仕掛けが至るところに張り巡らされているようです。
これはもしかしたら、節子の陰謀かもしれません。
困ったものです。
さて明日もフルコミットする予定です。
喉は大丈夫でしょうか。
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