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2014/11/17

■沖縄と福島、そして衆議院議員選挙

沖縄県知事選の結果を見て、少し安堵しました。
やはり文化のある地域の人たちは信頼できます。
福島県知事の選挙は、結果を見る前から大きな違和感をもっていましたが、

沖縄県知事選は、争点にしっかりと向き合う姿勢が伝わってきました。
福島県知事選は、あきらかに争点から逃げていました。
本来は、原発事故の被害を強く受けた地域として、反原発をしっかりと争点にすべきだったと思いますが、地域エゴ的な争点に矮小化されてしまいました。
あそこまで悲惨な目にあいながら、と哀しい気になりました。
もちろん批判するつもりはなく、ただただ悲しかったのです。
沖縄県民は違いました。

私たちは、問題に正面から向かい合わない生き方に逃げ込んできています。
それは国政にも感じられます。
衆議院が解散され選挙になりそうですが、2つの違和感があります。
まずは、なぜか「問うべき論点」が、消費税増税の延期です。
その議論はもう終わっているはずで、国民に問うべき問題は原発再稼働と集団的自衛権ではないかと思いますが、なぜか消費税増税です。
しかも「増税延期」が論点というのは、私にはまったく理解できません。

もう一つは、野党が納得できない解散だと言っていることです。
それが本心かどうかは分かりませんが、野党としては絶好のチャンスのはずですし、安倍政権の行き方をあれほど批判しているのであれば、争点をきちんと創り出せばいいはずです。
民意を問うべきチャンスが目の前にあるのですから、何が本来的な争点かを明確にして、問題の姿を顕現化すべきです。
野党再編も些末な議論ばかりですが、反独裁という視点で野党は一致団結することができるはずです。
いまこそ小異を捨てて、大同を取る時です。
こんなチャンスはおそらく後にも前にもないはずです。
小賢しさを逆用し、流れを変える絶好のチャンスではないかと思います。

もう一つ違和感を付け加えれば、年末の忙しい時期に、数百億円の費用を使って総選挙をすることの意味がわからないと話すコメンテーターや街頭インタビューを受けてそう答える街の人です。
自らの意見を国政に反映させる機会が、数百億円で実現するのであれば大歓迎すべきです。
歓迎しないのは、おそらく現政権に賛成しているか、政治に無関心なのかのいずれでしょう。
そんな声をテレビで流すべきではありません。
そこに衆愚を目指す日本のテレビ界の姿勢を感じます。

ちなみに、その数百億円は経済成長にプラスの効果を与えます。
それが多くの人たちが好む「経済成長」の意味です。
経済成長の世界には「無駄遣い」という概念はありません。
日銀が放出した「無駄な貨幣」の使途が、わずかに増えただけの話でしょう。

もし12月に衆議院選挙があるとしたら、政治の流れを変えるか、このままいくかが、争点であることをしっかりと意識したいと思います。
私はいずれにしろ、反安倍政権の視点で投票します。
いまの流れの先に、恐ろしさを感ずるからです。

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