■節子への挽歌2646:空虚な週末
節子
人生はなかなかうまくいきません。
いろいろとあってやはりまだ生活が軌道に乗りません。
どうしてこうもうまくいかないのでしょうか。
体調は戻りましたが、生活は戻りません。
この土日は、自宅に居て、何もしない予定でした。
いや事実、何もしなかったのですが、なぜか何もできませんでした。
なんだか禅問答みたいですが、何もせずにやりたいことをやりたかったのですが、そのやりたいこともできなかったということです。
相談ごとの長電話が2本もかかってきたり、半分寝ながらテレビを観ていたり、結局、何をやっていたかわからない2日間になってしまったのです。
今頃になって、挽歌を書いていますが、何もしないとやはり何かすっきりしません。
何もしなくても、節子と一緒にいたら、こんな思いにはならないでしょう。
しかし、一人だとむなしい1日だったという思いしか残りません。
罪の意識さえ感じます。
先週はいろいろとたくさんの刺激がありすぎました。
あまり書けないこともいくつかありましたし、考えさせられることも少なくありませんでした。
娘からは、思いつきで生きるのをやめろと言われていますが、私にもそれなりの苦悩もあるのです。
節子が隣にいてほしい週末でした。
先週前半は体調不良、後半は精神不良でした。
人生は、なかなか平静になりません。
困ったものです。
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