■節子への挽歌2637:世間と付き合うべきかどうか
節子
昨夜はちょっとした「異変」に襲われました。
病気の多くは、自分で呼び込むことなんだなと改めて実感しました。
夕食を食べていたら、突然、視野がおかしくなりました。
まあ年末によくある異常なのですが、何時もとはちょっと違っていました。
異常な不安が全身を襲ってきたのです。
食事を辞めて、30分ほど横になっていたら、ほぼ以前に戻りましたが、血圧を測ったらそれなりに高いので、降圧剤をついに飲んでしまいました。
まあ仕方がありません。
娘に過剰な迷惑をかけてはいけないので、すぐに寝ることにしました。
早く寝たせいか、夜中に目が覚めて、困りましたが。
今朝は、いつもより遅く目覚めましたが、どうもすっきりしません。
休んでいたかったのですが、今日はいくつか約束があり、出かけてきました。
夕食も約束しているのですが、調子が悪かったら失礼しようと思っています。
ところで、昨夜、横になっている時に、いろいろと考えました。
もしかしたら自分で病気を呼び込んでいるのではないのか、と。
もう一つ思ったことは、世間との付き合いをさっぱりやめたらもっと平安な暮らしができるだろうなということです。
どうも余計なことを引き受けてしまい、勝手に苦労しているのかもしれません。
この性分は、しかし、なかなか直りません。
今は湯島にいます。
午前中に人と会っていたのですが、かなりストレスフルな話でした。
こういう話が、一番よくないのです。
気分はますます悪く、やはり今日は自宅で寝ていたほうがよかったなと思いだしていました。
そろそろ次に約束のところに移動しようと思っていたら、続けさまに電話がかかってきました。
一つは見知らぬ人からでした。
私のホームページを見て電話してきてくれたのです。
最近はホームページの更新も最小限になっているので、以前のように読者も多くなく、連絡もない状況なので、少しうれしくなりました。
早速お会いすることになりました。
もう一つは、これまた意外な内容の電話でした。
もしかしたら朗報かもしれませんが、そうでなくとも、またちょっと私の周りに波風が立ちそうです。
波風は私の好物の一つです。
それで、少し元気が出ました。
まさに病気は気分次第です。
そういえば、別の友人が骨折して寝ているという連絡も今朝ありました。
崖から落ちても、けがもしないような頑強な友人ですが、痛くてたまらないそうです。
まあ世間とつながっていると、いろいろとあります。
世間づきあいをきっぱりやめたら、どんなにすっきりするかわかりませんが、やはり朗報や悪報があればこそ、人生は豊かなのです。
苦労のない人生はたぶん退屈でしょう。
胃の痛みも、耐えなければいけません。
そんな気もして、もう少し世間づきあいを続けようと思います。
高血圧の薬はどうしようか迷っています。
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