■解散に期待します
なぜかここにきて急に解散風が吹き出しました。
私にとってはうれしい話ですが、絶対多数を確保している安倍政権がなぜ解散に向かうのか、私の頭では理解できません。
テレビでいろんな人が解説してくれますが、いずれも理解できないのです。
それはともかく、もし解散が実現した場合、どうなるのかはとても関心があります。
本心を言えば、その結果で、日本の国民を信頼するかどうかを決めて、その結果次第では、もう金輪際、社会活動はやめようかとも思います。
まさに隠遁です。
社会に生きる意味はなくなるでしょうから。
私にとって、問われるべきテーマは経済ではありません。
消費税を上げるかどうかなどは、長い歴史で見れば、些末なことでしかありません。
大切なのは、原発と集団的自衛権です。
そう考えれば、ともかく自民党の議席を減らさなければいけません。
しかし、いまの政党の状況では、それはかなり難しいことです。
だとしたら、せめて、自民党への投票数を減らすことでしょう。
それも圧倒的に、です。
野党は分裂していて、選挙を戦えないという意見が圧倒的に多いですが、そんなことはありません。
反自民で決断すれば、選挙区のだれでもいいですから、野党議員に投票すればいいわけです。
私が注目するのは、その結果です。
もっとも、相変わらず世論調査では半数ほどの人が自民党を支持していることになっています。
この数字を信じているわけではありませんが、やはり私には「悪夢」のような話です。
解散しても国民は自民党を勝たせてくれると政府は思っているのでしょうか。
まさに、情けない政府にふさわしい、情けない国民です。
それにしても、どうして政府が解散を考え出したのか、やはり理解できません。
理解できない私がバカなのか、政府が狂っているのか。
私には、後者だろうと思いますが、狂った政府ほど恐ろしいものはありません。
となると、やはり私の方が間違っていると考えたほうが、気がやすまります。
私が社会から完全にはじき出されて、時代を理解できなくなってきたのかもしれません。
いや、健全な老化の結果、痴呆化が進んだのかもしれません。
困ったものです。
でも解散になるとちょっとうれしいです。
うまくいけば、社会から離れられるかもしれませんし。
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