■節子への挽歌2668:いろんな人と付き合うと寛容になれます
節子
今日も寒い日です。そのうえ、雨も降ってきました。
自宅で休んでいたかったのですが、湯島で3件ほど用件があったので、出てきました。
ところが11時の約束の人がいつになっても来ません。
携帯電話の番号を聞いておけばよかったのですが、私も携帯電話をあまり使わないので聞いていません。
1時間ほど待っていますが、連絡もありません。
困ったものです。
しかし、こういう経験は何回もあります。
だいたい同じ人が繰り返すのですが、まあ仕方ありません。
そういう人なのでしょうから、それに合わせて付き合わない私が悪いのでしょう。
もしかしたら、遅れてくるかもしれませんので、食事にも出られません。
午後からは学生たちを交えての「若者と自殺」をテーマにしたミーティングです。
どこかに案内を出していますが、年明け後に公開フォーラムを開催できればと思っていて、いわばその準備会なのです。
1時過ぎには、早く来る人がいるかもしれません。
これもよくあることで、約束の30分以上前に来てしまう人もいるのです。
これも困ったものですが、まあそれもまた仕方ありません。
そもそも時間などに縛られることに異論を持っているものとしては、それくらいのことは受け入れないと言行一致しませんし。
そんな状況のため、今日はまた昼食を食べ損ないそうです。
まあ、昔はこうした日が連日でした。
そこで節子がミニ弁当をつくってくれていました。
5分で食べられるお弁当です。
私の条件は、カラフルで食べやすいことだけでしたが、節子はうまく作ってくれました。
そのお弁当が懐かしいです。
来るか来ないかわからない来客待ちのため、することがありません。
いろんな人と付き合っていると、人は寛容になってくるものです。
ただ、私の場合、時々、切れてしまい、八つ当たりを受ける人がいるのが問題です。
そしてまた、八つ当たりをしやすい人もいるものです。
これもそう生れついたのでしょうから、仕方ありません。
こうして現世は、うまく回っているわけです。
彼岸はどうでしょうか。
追記
この記事をアップした直後に、友人から電話がありました。
近くにいるので、もし湯島にいるなら行ってもいいかというのです。
まさかこの記事を読んだはずはないのですが、こういうこともあるわけです。
遅れた来客があるかもしれませんが、まあいいでしょう。
そんなわけで、退屈からは救われそうです。
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