■節子への挽歌2669:うれしい出会い
節子
今日は長女と一緒に近くのスーパーに食材の買い出しに行ってきました。
私の買い物の練習もかねてですが、スーパーに行って商品の価格を見るだけでも、少しだけ景気の実相が感じられるので、昔から節子にもよく付き合っていました。
ただ実際にレジに並ぶことはありませんでしたが、最近はなんと支払いまでするようになってきています。
今日は昨日の疲れもあって、ひげもそらずに出かけたのですが、娘と一緒にレジに並ぼうとしたら、突然、「佐藤さんですか?」と声をかけられました。
スーパーで声をかけられたりすることは、ないわけではありませんが、その人が誰か思い出せません。
とても親近感を感ずる人でしたが、どうしても思い出せません。
そこで、失礼ながら、どなたでしたっけ、と恐縮しながら尋ねると、佐藤さんは知らないはずですと言われました。
ますます混乱してきましたが、その方は、私のホームページやブログなどを読んでいるというのです。
たしかにホームページやフェイスブックには写真が出ています。
しかし、それらはみんな10年以上前の写真です。
しかし、その方には、どうやら瞬間的にわかったようです。
その方は原田さんとおっしゃり、5年ほど前に我孫子に転居し、市民活動にも取り組まれているようです。
実にうれしい話です。
どうやらわが家もご存じのようです。
改めてお会いすることにしました。
今日は立ち話で終わりましたが、何か昔からの知り合いのような気になってしまいました。
原田さんも、まさか、こんなところでお会いするとはと言いましたが、人はきっと会うべき人には必ず会うものだと思いました。
原口さんも来年は良い年になりそうだと言ってくれましたが、私もそう思います。
ちょっと気分がふさぎがちでしたが、元気が出てくるようなうれしい出会いでした。
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コメント
佐藤様
いやぁ~ 貴ブログに出ちゃいましたねぇ~ でも、とても、光栄です。
“人はきっと会うべき人には必ず会うものだ”とまで言っていただいて・・・。
あのスーパーで扱っている茨城県の干し芋は、出来がとてもよく、私の大好物です。いつかは、今年から始めた我が家庭菜園でさつま芋を作って、おいしい干し芋を作ってみたい、と夢みております。
貴ブログは2年ほど前に、市民活動をGoogleっていて、出会いました。それ以来、週末の貴ブログの更新が待ち遠しく、普段でも、PCを起ち上げて、まずメールチェックをし、その次に訪問するのが貴CWS privateというお決まりの手順となりました。
貴ブログは、ものの見方・考え方の、私にとっては電子媒体上の“師”のような存在となっておりました。
その“師”に、庶民のスーパーでお会いできたのですから、これは、感動的でした。
これまでに何度か、貴ブログにメールしようと思いましたが、我が“師”へのメールは思いとどまっておりました。でも、今日の出会いで、画された一線を乗り越えることができました。
茨城の干し芋に感謝です。
私は、あの3.11の出来事があった年の6月に、退職しました。その後に参加した福祉関係のセミナーがひとつの契機となって、市民活動に関心を持つようになりました。
会社生活とは違った世界で、あらたな勉強を始めているというのが、現在の私の状況です。
今日の出会いに感謝して、大切にしていきたい、と思っております。
今後、いろいろご教示いただければ幸甚です。
以上、取り急ぎ、貴ブログへの感謝をこめて。
原田
投稿: 原田 隆 | 2014/12/21 14:52
原田さん
勝手に書き込んで失礼しました。
それにしても思っても観なかった出会いでした。
声をかけてくださったことに感謝いたします。
一度またゆっくりとお話しできればと思います。
我孫子はとても住みやすいところです。
何かまたご一緒する機会もあることでしょう。
楽しみにしています。
投稿: 佐藤修 | 2014/12/21 20:41