■節子への挽歌2663:情けない時代になりました
節子
寒さのせいか、風邪を引いたかもしれません。
今朝起きたら、なにやら調子がよくありません。
もしかしたら、昨日の選挙結果に心身が不調をきたしてしまったのかもしれません。
元気が出ないというか、正直に言えば、世の中を蹴飛ばしたい気分です。
昨日の衆議院選挙の結果は安倍政権の圧勝です。
それに関するテレビ番組に出ている、いわゆるコメンテーターの人たちの意見が、あまりにもひどいのが腹立たしいのです。
あれだけ「大義なき解散」とはやしたてて、選挙への関心を持たせないようにしていたくせに、投票率が低いなどと、よく言えたものです。
80年前もたぶんこうだったのでしょう。
争点はいろいろあるなどと、今頃になっていうことにも腹が立ちます。
もっと腹立たしいのは、選挙に行かないという若者たちの取材画面を繰り返し流していることです。
まるでそれを褒めているような感じです。
そんな人たちをテレビで拡散してほしくはありません。
たぶんそうした映像を流すテレビ局関係者は投票にもいかないのでしょう。
情けない時代になりました。
格差はさらに広がっていくでしょう。
時評編で書こうと思っていて、その意欲さえなくしていますが、おこぼれ頂戴にあずかろうとアベノミクスを支持している人たちは、自らよりも低所得の人を犠牲にしていることへの想像力さえないのです。
そしていつの間にか自らもみじめになっていくでしょう。
経済の基礎的な勉強くらいはしてほしいものです。
とまあ、こんな暴言を吐きたくなるほど、気分は最悪です。
節子は、こんな情けない時代を経験しないだけでも幸せかもしれません。
挽歌らしからぬ、単なるうっぷん晴らしになってしまいました。
明日は、回復できるでしょうか。
いやはや困ったものです。
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